胡蝶蘭の植え替え

同じ鉢に長く植え続けていると土が腐ったり、鉢の内側にカビなどが生えやすくなり、株を痛めてしまいます。
胡蝶蘭を病気から守り、長く元気に育ってもらうためにも植え替えは大切な作業です。
ここでは胡蝶蘭の植え替えのポイントについてご説明したいと思います。

○花のタイミング
花が終わった後の株を植え替えましょう。
寄せ植えされている場合はまとめて新しい鉢に植え替えるのではなく、1株ずつ分けた単鉢に植え替えましょう。

○時期
4月~5月が最適とされていますが、多少遅れても問題ありません。
気温15℃以上を目安にしてください。

○植え替え周期
胡蝶蘭に限らず"植え替え"という作業は植物にとって負担となります。
年に何度も行うとかえって根を傷めます。
寄せ植え鉢から単鉢に植え替えた後は2年に1度程度でよいとされます。

○要注意点
根をちぎらないよう土ごと鉢から抜きましょう。
根の周りの土は優しくほぐすようにしてゆっくり取ります。
この際、腐ってしまっている根と黄色くなっている葉はハサミでカットしましょう。
切り口から菌が入ることがあるので、ハサミは一度消毒したものを使用してください。

○植え替え先
ミズゴケ、バーク(プレサブとも)があります。
ミズゴケを使用する場合は必ず新品の素焼き鉢を用意してください。
プラスチック鉢は水捌けが悪く、ミズゴケが腐りやすいので適していません。
バークを使用する場合はポリポットを用意しましょう。

○植え替え方
ミズゴケを使用する場合は残した健康な根にミズゴケを巻きつけるようにします。
鉢の中には敷かず、根に巻いたミズゴケで鉢がいっぱいになるくらいまで巻きつけます。
切った根から菌が入るのを避けるため、植え替え後10日~20日は水遣りをしないで下さい。
バークを使用する場合は、ポリポットの中にあらかじめバーク・肥料・バークの三層を作り、その上に株を乗せてバークで埋めます。
根とバークの間に隙間が出来ないよう割り箸等で慎重に詰めましょう。
こちらも菌が根に入るのを避けるため、植え替え後1週間は水遣りをしないで下さい。